舞台について
アルフレイム大陸北部、ウルシラ地方のクラスダナール島。
現在は、エコトルゴ騎兵国が所有する島となっているが、元々は魔法文明時代から、アイヌ民族という先住民が暮らしており、魔道機文明に至ってもその暮らしは変わらず、保たれてきました。
大破局においては、その影響はほとんど受けず、ありのままの自然がそのまま残されています。
これは、ダリオン神の加護によるものと、魔道機文明時代に少数民族の人権確保と、自然保護が呼びかけられ、一部観光地化する事でその暮らしが保たれてきたためです。
現在では、大破局により人々が過去の暮らしの基盤を失う中、独自文化の自然への適応力を元に生き延びてきています。
アイヌ民族の多くは、人間、エルフ、リカント、メリア、ナイトメアなど複数の種族から構成されており、特に長命であるナイトメア、エルフなどが大事にされています。
これは、彼らが家族に送られなければあの世に行けない、という独特の死生観を持つことに由来します。