募集要項 
シナリオ名：帝都怪異譚・序【双桜】
キーパー：朱衣
募集人数：3人
開催日程：未定
予定日数：20時間くらい
開催部屋：ツバメ鯖22号室
卓難易度：★★〜★★★(ロストの可能性あり)
シナリオ傾向：クローズド
卓の雰囲気：和風ホラー
キーパー：朱衣
募集人数：3人
開催日程：未定
予定日数：20時間くらい
開催部屋：ツバメ鯖22号室
卓難易度：★★〜★★★(ロストの可能性あり)
シナリオ傾向：クローズド
卓の雰囲気：和風ホラー
スケジュール
| 回数 | 日付 | 時間 | 備考 |
| テスト回 | 未定 | 未定 | |
| 予備日 | 未定 | 未定 |
舞台設定
大正11年4月 日本
大正時代
大正時代とは
大正天皇の在位期間である1912年7月30日から1926年12月25日の15年間を指しています。
「大正」という元号は、中国の古典「易経」の一文「大亨以正、天之道也」が由来であり、「君主が民の声を聞き入れ、政治が正しく行われる」
という意味が込められていました。
元号にも表れているように、大正時代は庶民の政治参加が進展した時代となります。
1913年2月の「大正政変」を切っ掛けに、全国で民主主義的な思想や運動が盛り上がりを見せるようになりました。
こうした一連の風潮は「大正デモクラシー」と呼ばれています。
「大正デモクラシー」は政治だけに止まらず、社会や文化等にも影響を与えました。これに伴い、「労働運動」「部落差別解放運動」「女性解放運動」
等、様々な社会運動が発生し、社会の在り方を変えていくことになります。
経済面では、第一次世界大戦期(1914-1918)に欧州商品のアジア市場不在の隙をつき、製鉄業や造船業、海運業を中心にアジア市場の独占によって好景気
が生まれました。「成金」などの流行語が生まれ、戦争景気の中でもひときわ大きいものです(成金景気、大正バブル)。
この特需により、工業を中心に新たな労働力が必要になったため、農村から都会への人口流入が進みます。
こうした社会構造の変化は、都市部に「サラリーマン」層を出現させました。
彼等は独自の生活スタイルを産み出す中産階級となり、都市部の文化をおおいに発達させます。
活動写真館やダンスホール等の娯楽施設が広まり、カフェー、ビアホール、喫茶店等洋風の食事を楽しめる場所も次々にできました。
しかし、この好景気もいつまでも続くものではなく、終戦に伴って「戦後恐慌」が起き、さらには1923年9月に発生した「関東大震災」により、長期間の
不景気に陥ることとなります。
「大正」という元号は、中国の古典「易経」の一文「大亨以正、天之道也」が由来であり、「君主が民の声を聞き入れ、政治が正しく行われる」
という意味が込められていました。
元号にも表れているように、大正時代は庶民の政治参加が進展した時代となります。
1913年2月の「大正政変」を切っ掛けに、全国で民主主義的な思想や運動が盛り上がりを見せるようになりました。
こうした一連の風潮は「大正デモクラシー」と呼ばれています。
「大正デモクラシー」は政治だけに止まらず、社会や文化等にも影響を与えました。これに伴い、「労働運動」「部落差別解放運動」「女性解放運動」
等、様々な社会運動が発生し、社会の在り方を変えていくことになります。
経済面では、第一次世界大戦期(1914-1918)に欧州商品のアジア市場不在の隙をつき、製鉄業や造船業、海運業を中心にアジア市場の独占によって好景気
が生まれました。「成金」などの流行語が生まれ、戦争景気の中でもひときわ大きいものです(成金景気、大正バブル)。
この特需により、工業を中心に新たな労働力が必要になったため、農村から都会への人口流入が進みます。
こうした社会構造の変化は、都市部に「サラリーマン」層を出現させました。
彼等は独自の生活スタイルを産み出す中産階級となり、都市部の文化をおおいに発達させます。
活動写真館やダンスホール等の娯楽施設が広まり、カフェー、ビアホール、喫茶店等洋風の食事を楽しめる場所も次々にできました。
しかし、この好景気もいつまでも続くものではなく、終戦に伴って「戦後恐慌」が起き、さらには1923年9月に発生した「関東大震災」により、長期間の
不景気に陥ることとなります。
大正時代の『衣』
人々の服装についても、より西洋化が進んだ時代で、女学生は袴姿に編み上げブーツが基本となりセーラー服の着用も始まりました。
袴姿に編み上げブーツは『はいからさん』でもお馴染みです。
男子学生は、詰襟や背広が制服として定着。
あえて服装を崩した着こなしが粋とされて、学帽を汚したり、制服をボロボロにしたりすることが流行りました。
腰に手ぬぐいをぶら下げ、インバネスコートに身を包んだ姿を蛮カラスタイルと呼びました。
社会人の男性については、商業施設に勤めている人は着物に前掛けを着用。工場で働く人は作業服、農業の従事者は野良着を使っていました。
いわゆるサラリーマンとして企業で働いている男性は、洋服を着て仕事をしてましたが、帰宅した後は和服に着替えて寛いでいたようです。
袴姿に編み上げブーツは『はいからさん』でもお馴染みです。
男子学生は、詰襟や背広が制服として定着。
あえて服装を崩した着こなしが粋とされて、学帽を汚したり、制服をボロボロにしたりすることが流行りました。
腰に手ぬぐいをぶら下げ、インバネスコートに身を包んだ姿を蛮カラスタイルと呼びました。
社会人の男性については、商業施設に勤めている人は着物に前掛けを着用。工場で働く人は作業服、農業の従事者は野良着を使っていました。
いわゆるサラリーマンとして企業で働いている男性は、洋服を着て仕事をしてましたが、帰宅した後は和服に着替えて寛いでいたようです。
大正時代の『食』
経済的に豊かな都市部を中心に庶民の間でも洋食が一般化していきます。
特にライスカレー、コロッケ、ポークカツレツは大正の三大洋食と呼ばれるくらいに広まりました。
洋食は庶民の間でも広まりましたが、この時代ではまだ贅沢品という位置づけで、普段は麦飯・味噌汁・漬け物・魚の干物のように質素なものが
多かったそうです。金銭的な理由だけではなく、消化器官が肉に適応できず胃もたれ等を起こすこともあったためでしょう。
ちゃぶ台も随分普及していましたが、まだそれぞれのお膳がある銘々膳の方が多かったようです。
特に、庶民の間で重宝されていたのが「箱膳」と言われるお膳。
普段はお重の箱みたいな入れ物にお碗や箸などの食器をしまい、食事をする時には箱の蓋を返してお膳として、その上で食事をします。
特にライスカレー、コロッケ、ポークカツレツは大正の三大洋食と呼ばれるくらいに広まりました。
洋食は庶民の間でも広まりましたが、この時代ではまだ贅沢品という位置づけで、普段は麦飯・味噌汁・漬け物・魚の干物のように質素なものが
多かったそうです。金銭的な理由だけではなく、消化器官が肉に適応できず胃もたれ等を起こすこともあったためでしょう。
ちゃぶ台も随分普及していましたが、まだそれぞれのお膳がある銘々膳の方が多かったようです。
特に、庶民の間で重宝されていたのが「箱膳」と言われるお膳。
普段はお重の箱みたいな入れ物にお碗や箸などの食器をしまい、食事をする時には箱の蓋を返してお膳として、その上で食事をします。
普段の食事
都会の家庭では次のような献立(一例)のほか、時にはコロッケ、ポークカツレツ、カレーライス等の洋食を食べるようになりました。
朝：味噌汁、納豆、つくだ煮、漬物
昼：塩鮭、野菜の煮物、漬物
夕：鯖の味噌煮、切り干し大根と油揚げの煮物、漬物
※農村では明治の頃とさして変わらない自給自足の食生活を続けており、麦飯と味噌汁、漬物、野菜の煮物が主で、塩鮭や乾し魚を食べる
のは月に数回程度。
朝：味噌汁、納豆、つくだ煮、漬物
昼：塩鮭、野菜の煮物、漬物
夕：鯖の味噌煮、切り干し大根と油揚げの煮物、漬物
※農村では明治の頃とさして変わらない自給自足の食生活を続けており、麦飯と味噌汁、漬物、野菜の煮物が主で、塩鮭や乾し魚を食べる
のは月に数回程度。
初恋の味・カルピス
大正8年(1919年)7月7日、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」が発売。
発売当初の「カルピス」は、女性美を象徴するミロのヴィーナスが描かれた化粧箱入れて販売していました。
大正11年(1922年)4月、「初恋の味」のキャッチフレーズを初めて新聞広告に使用。
キャッチフレーズは、カルピスの生みの親・三島海雲が後輩の『甘くてすっぱい「カルピス」は「初恋の味」だ。初恋とは、清純で美しい
もの。それに、初恋という言葉には、人々の夢と希望と憧れがある。』という言葉に納得し、新聞広告に使用したのが始まりです。
当時は、世論を二分するほどの話題になったそうです。
パッケージデザインを変更し、天の川をイメージした青地に白の水玉模様のパッケージが使われました。また徳用ビンの販売が始まったの
もこの年です。
大正12年(1923年)には、鉄道駅売り用の希釈「カルピス」が発売されました。
発売当初の「カルピス」は、女性美を象徴するミロのヴィーナスが描かれた化粧箱入れて販売していました。
大正11年(1922年)4月、「初恋の味」のキャッチフレーズを初めて新聞広告に使用。
キャッチフレーズは、カルピスの生みの親・三島海雲が後輩の『甘くてすっぱい「カルピス」は「初恋の味」だ。初恋とは、清純で美しい
もの。それに、初恋という言葉には、人々の夢と希望と憧れがある。』という言葉に納得し、新聞広告に使用したのが始まりです。
当時は、世論を二分するほどの話題になったそうです。
パッケージデザインを変更し、天の川をイメージした青地に白の水玉模様のパッケージが使われました。また徳用ビンの販売が始まったの
もこの年です。
大正12年(1923年)には、鉄道駅売り用の希釈「カルピス」が発売されました。
洋菓子
明治時代になると、文明開化の名の下に外国の文化が入ってくるようになり、お菓子の世界にも製菓技能や洋風食材が導入されました。
お菓子の呼び名も南蛮菓子、阿蘭陀菓子から西洋菓子、そして洋菓子と変化していきます。
キャンデイ、チョコレート、ビスケット、スポンジケーキ、クッキー等が輸入されましたが、当初はバターやミルクといった食材に人々は
馴染めませんでした。
日本で最初に製造された洋菓子は、明治8年(1875年）のビスケットで、製造を始めたのは東京京橋にあった凮月堂です。
明治時代中期には、ビスケットの機械化が試みられ、街中では洋菓子店が出現するようになりました。
その後、アメリカで製菓技術を習得した森永太一郎が、明治32年(1899年)赤坂溜池に森永西洋菓子製造所を創立。
広さは僅か2坪でしたが、キャラメル、ウエハウス、チョコレート、マシュマロなど各種の西洋菓子は、和菓子に比べ味や香りが濃厚で、
その普及には並々ならぬ努力が払われました。大正元年(1912年)には森永製菓株式会社に商号変更しています。
そして、その成功に刺激されて明治製菓、グリコなど等今日に続く多くの製菓会社が創立されていきました。
お菓子の呼び名も南蛮菓子、阿蘭陀菓子から西洋菓子、そして洋菓子と変化していきます。
キャンデイ、チョコレート、ビスケット、スポンジケーキ、クッキー等が輸入されましたが、当初はバターやミルクといった食材に人々は
馴染めませんでした。
日本で最初に製造された洋菓子は、明治8年(1875年）のビスケットで、製造を始めたのは東京京橋にあった凮月堂です。
明治時代中期には、ビスケットの機械化が試みられ、街中では洋菓子店が出現するようになりました。
その後、アメリカで製菓技術を習得した森永太一郎が、明治32年(1899年)赤坂溜池に森永西洋菓子製造所を創立。
広さは僅か2坪でしたが、キャラメル、ウエハウス、チョコレート、マシュマロなど各種の西洋菓子は、和菓子に比べ味や香りが濃厚で、
その普及には並々ならぬ努力が払われました。大正元年(1912年)には森永製菓株式会社に商号変更しています。
そして、その成功に刺激されて明治製菓、グリコなど等今日に続く多くの製菓会社が創立されていきました。
ビール
ビールは都市文化を象徴する飲み物として、この時代に新しく誕生したカフェーを始めとした娯楽施設に浸透していきました。
ビールを飲む人々を指して「ビール党」という言葉が生まれるくらいです。
「ビール党」がビールを飲む場所は、カフェーやビアホールだけではありません。大都市にはなくてはならない娯楽となったダンスホール、
ビリヤード、喫茶店でもビールが飲まれるようになりました。
ビールを飲む人々を指して「ビール党」という言葉が生まれるくらいです。
「ビール党」がビールを飲む場所は、カフェーやビアホールだけではありません。大都市にはなくてはならない娯楽となったダンスホール、
ビリヤード、喫茶店でもビールが飲まれるようになりました。
カフェー
大正から昭和初期にかけて、都市部で人気を集めた代表的な娯楽施設はカフェーです。
明治44年(1911年)3月、銀座に「カフェー」を名乗る最初の店「カフェー・プランタン」が登場します。
ヨーロッパのカフェーのように人と話し込んだり、待ち合わせできる店がほしいということで、洋画家の松山省三らが開店したものです。
本格的な珈琲が飲めて、料理はビフテキやカツレツ、ライスカレーなどの洋食が中心で、当時はまだ珍しかったマカロニグラタンやトマト煮、
サンドイッチなども好評でした。酒も品揃えが豊富でビールを始めとして各種の洋酒やカクテルも出していました。
同年8月には、同じく銀座に「カフェー・ライオン」もオープンしました。
カフェーには珈琲のほか、酒を飲みに来る客も多かったようです。
大正12年(1923年)の関東大震災から復興した東京の街には、このカフェーがいたる所に建てられていきました。震災の数か月後には銀座に
「カフェー・キリン」がオープンし、ビールの味と料理で評判になりました。
大正13年(1924年)には、「カフェー・タイガー」がオープンし繁盛したそうです。
明治44年(1911年)3月、銀座に「カフェー」を名乗る最初の店「カフェー・プランタン」が登場します。
ヨーロッパのカフェーのように人と話し込んだり、待ち合わせできる店がほしいということで、洋画家の松山省三らが開店したものです。
本格的な珈琲が飲めて、料理はビフテキやカツレツ、ライスカレーなどの洋食が中心で、当時はまだ珍しかったマカロニグラタンやトマト煮、
サンドイッチなども好評でした。酒も品揃えが豊富でビールを始めとして各種の洋酒やカクテルも出していました。
同年8月には、同じく銀座に「カフェー・ライオン」もオープンしました。
カフェーには珈琲のほか、酒を飲みに来る客も多かったようです。
大正12年(1923年)の関東大震災から復興した東京の街には、このカフェーがいたる所に建てられていきました。震災の数か月後には銀座に
「カフェー・キリン」がオープンし、ビールの味と料理で評判になりました。
大正13年(1924年)には、「カフェー・タイガー」がオープンし繁盛したそうです。
大正時代の『住』
第1次世界大戦後の未曽有の産業発展とこれに伴う人口の都市集中は、本格的な都市問題や住宅問題をもたらしました。
それは、絶対的な住宅不足によるものであり、日々上昇する家賃、物価のために厳しい住宅難、生活苦が低中所得層を襲います。
建築材料や労働賃金の高騰により、一般貸家業者が住宅建築を手控えるようになったことも一因でした。
それは、絶対的な住宅不足によるものであり、日々上昇する家賃、物価のために厳しい住宅難、生活苦が低中所得層を襲います。
建築材料や労働賃金の高騰により、一般貸家業者が住宅建築を手控えるようになったことも一因でした。
長屋
明治初期の借家は、江戸時代と同様にほとんどが長屋。その後、2階建て長屋も出現しトイレも各戸に設置されるようになります。
明治の頃までは釣瓶で水を汲み上げる井戸が多く、この頃になると手押しポンプ式の井戸が増えていきました。
各戸に電気は来ていても、その用途は裸電球に使うくらいで、もちろん洗濯機はありません。
家事の中でも水をたくさん使う洗濯は共同の井戸の周りで行っていました。
長屋が多かった頃は井戸端で様々な情報交換が行われていて、まさに『井戸端会議』。
この時代までは井戸だけでなく、路地自体がそういう機能を果たしており、同じ井戸水を使って生活を共にし裏路地というスペースを共有していました。
関東大震災以降、都市部では上水道が整備されましたが、それ以前は『家族』だけではなく『裏路地』という単位のコミュニティが強固でした。
長屋は、基本的に一区画6畳となっており、うち1畳半が土間、残る4畳半が畳の間。
水瓶は各戸の入口近くにあり、井戸から汲んできた水を此処に溜めて煮炊き等に使っていました。
土間から室内に上がるとき手足を拭くのに使ったり…この頃は洋靴も一般的になっていましたが、草履や下駄などを履く家もまだ多かったようです。
ほとんどの家庭では、土間にある竈の近くに棚が設えてありました。狭いから収納に関して様々な工夫がされています。
天井近くに火の神様の小さな神棚を祀り、棚には重箱、おひつ、鍋、すり鉢などが置かれています。
味噌や漬け物を保存する甕や壺もこの辺りに置かれていました。
明治の頃までは釣瓶で水を汲み上げる井戸が多く、この頃になると手押しポンプ式の井戸が増えていきました。
各戸に電気は来ていても、その用途は裸電球に使うくらいで、もちろん洗濯機はありません。
家事の中でも水をたくさん使う洗濯は共同の井戸の周りで行っていました。
長屋が多かった頃は井戸端で様々な情報交換が行われていて、まさに『井戸端会議』。
この時代までは井戸だけでなく、路地自体がそういう機能を果たしており、同じ井戸水を使って生活を共にし裏路地というスペースを共有していました。
関東大震災以降、都市部では上水道が整備されましたが、それ以前は『家族』だけではなく『裏路地』という単位のコミュニティが強固でした。
長屋は、基本的に一区画6畳となっており、うち1畳半が土間、残る4畳半が畳の間。
水瓶は各戸の入口近くにあり、井戸から汲んできた水を此処に溜めて煮炊き等に使っていました。
土間から室内に上がるとき手足を拭くのに使ったり…この頃は洋靴も一般的になっていましたが、草履や下駄などを履く家もまだ多かったようです。
ほとんどの家庭では、土間にある竈の近くに棚が設えてありました。狭いから収納に関して様々な工夫がされています。
天井近くに火の神様の小さな神棚を祀り、棚には重箱、おひつ、鍋、すり鉢などが置かれています。
味噌や漬け物を保存する甕や壺もこの辺りに置かれていました。
集合住宅
明治43年(1910年)に、東京・上野に5階建て70室の日本初の木造アパート「上野倶楽部」が完成しました。
「上野倶楽部」は上野公園に隣接して建つ洋風の外観を持つ賃貸アパートで、洗面・浴槽・電話は共同、入浴時には居住者が実費を負担しました。
主な居住者は官公吏、会社員、教師です。
大正5年(1916年)には、日本で初めて鉄筋コンクリート造による共同住宅「炭鉱住宅(三菱鉱業の社宅)」が軍艦島(長崎県高島町の端島)に建てられました。
その後の大正12年(1923年)、当時の東京市営アパート「古石場住宅」が借家としては初めて鉄筋コンクリート造で建てられました。
こうして「集合住宅」という新しい住居形態が広がっていきます。
「上野倶楽部」は上野公園に隣接して建つ洋風の外観を持つ賃貸アパートで、洗面・浴槽・電話は共同、入浴時には居住者が実費を負担しました。
主な居住者は官公吏、会社員、教師です。
大正5年(1916年)には、日本で初めて鉄筋コンクリート造による共同住宅「炭鉱住宅(三菱鉱業の社宅)」が軍艦島(長崎県高島町の端島)に建てられました。
その後の大正12年(1923年)、当時の東京市営アパート「古石場住宅」が借家としては初めて鉄筋コンクリート造で建てられました。
こうして「集合住宅」という新しい住居形態が広がっていきます。
一軒家
私鉄などが沿線開発事業の一環として住宅開発分野に進出したこともあり、郊外に一軒家を建てる中流層が増えていきます。
関東では、大正元年(1912年)の東京信託による新町分譲地を始めとし、大正中期には箱根土地(西武グループ)、田園都市(東急グループ)により東京府内や
軽井沢、箱根等の住宅地・別荘地等の開発が進められました。
東京府内での代表的な開発事例としては、箱根土地により大正11年(1922年)から進められた目白文化村、田園都市により大正12年(1923年)から進められた
田園都市等があります。
※大正11年(1922年)に行われた「平和記念東京博覧会」で人気を博した文化住宅を切っ掛けとし、各地で文化村ができたようです。
関東では、大正元年(1912年)の東京信託による新町分譲地を始めとし、大正中期には箱根土地(西武グループ)、田園都市(東急グループ)により東京府内や
軽井沢、箱根等の住宅地・別荘地等の開発が進められました。
東京府内での代表的な開発事例としては、箱根土地により大正11年(1922年)から進められた目白文化村、田園都市により大正12年(1923年)から進められた
田園都市等があります。
※大正11年(1922年)に行われた「平和記念東京博覧会」で人気を博した文化住宅を切っ掛けとし、各地で文化村ができたようです。
長男の責任
明治維新後は、日本の元来の慣習である家父長制が民法や戸籍法という法律によって取り入れられることになり、江戸時代まで社会慣習の一つだった「家督」
が「戸主権」という法律に基づいた「権利」として定められることになります。
が「戸主権」という法律に基づいた「権利」として定められることになります。
権利
戸主権とは、同じ戸籍に入っている家族に対する権利です。
�＿搬欧諒儔修紡个垢詁碓娶�(家族の結婚や養子縁組など)
��家族の居所を指定する権利
�２搬欧�ら排除する権利
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��家族の居所を指定する権利
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義務と責任
�＿搬欧鯢淪椶垢覽遡�
戸主は家族に対して戸主権を行使する代わりに、家族全員に対する扶養義務があり、面倒をみなければなりませんでした。
当時の「家族」は今の家族の親子としての単位よりはるかに大きいので、その家族に対する扶養義務も大きなものだったはずです。
しかし、戸主は家督相続によって一家としての全ての権利と財産を引き継いでいることから、戸主としては当然の義務ともいえるのではないでしょうか。
��家を維持・存続させる義務
この義務は、法律に規定はありませんが、慣習として「家は末代まで引き継いでいくもの」という考え方が支配的だったため、自分の跡取り、法律的に
いえば家督相続人を必ず用意して家督を引き継いでいかなければなりませんでした。
さらに家業がある場合はその家業を守り、繁栄させていく責任もありました。
今でもそのような考えの家も相当あると思いますが、戦前は戸主の長男として生まれた時点で、法定家督相続人として自然とこのような宿命を負うことに
なっていたのです。
戸主は家族に対して戸主権を行使する代わりに、家族全員に対する扶養義務があり、面倒をみなければなりませんでした。
当時の「家族」は今の家族の親子としての単位よりはるかに大きいので、その家族に対する扶養義務も大きなものだったはずです。
しかし、戸主は家督相続によって一家としての全ての権利と財産を引き継いでいることから、戸主としては当然の義務ともいえるのではないでしょうか。
��家を維持・存続させる義務
この義務は、法律に規定はありませんが、慣習として「家は末代まで引き継いでいくもの」という考え方が支配的だったため、自分の跡取り、法律的に
いえば家督相続人を必ず用意して家督を引き継いでいかなければなりませんでした。
さらに家業がある場合はその家業を守り、繁栄させていく責任もありました。
今でもそのような考えの家も相当あると思いますが、戦前は戸主の長男として生まれた時点で、法定家督相続人として自然とこのような宿命を負うことに
なっていたのです。
あらすじ
大正11年。
旧正月を控えた山間の村で若い男が謎の死を遂げていた。
その後も死者は増え、二月に満たぬ期間で数名が犠牲になった。
祟りを畏れた村長は、著名な民俗学者である霜月教授の下を訪れる。
霜月教授はHO1を自宅へ招き、徳利片手に杯を差し出す。
「まずは久しぶりの再会を祝して一献どうかね」
緊張もほぐれた所で、村長からの依頼を滔々と語りだした。
「――という訳でね、君なら何とかできると思うんだ」
恩師である霜月教授の頼みでは断ることもできず、二人の同行者を連れて事件を解決するために村へ向かった。
【登場人物】
旧正月を控えた山間の村で若い男が謎の死を遂げていた。
その後も死者は増え、二月に満たぬ期間で数名が犠牲になった。
祟りを畏れた村長は、著名な民俗学者である霜月教授の下を訪れる。
霜月教授はHO1を自宅へ招き、徳利片手に杯を差し出す。
「まずは久しぶりの再会を祝して一献どうかね」
緊張もほぐれた所で、村長からの依頼を滔々と語りだした。
「――という訳でね、君なら何とかできると思うんだ」
恩師である霜月教授の頼みでは断ることもできず、二人の同行者を連れて事件を解決するために村へ向かった。
【登場人物】
霜月 寅之助
(しもつき とらのすけ)
学会で脚光を浴びる帝大の民俗学教授。HO1の恩師。
大酒呑みで女好きだが、情の深い人物である。
学会で脚光を浴びる帝大の民俗学教授。HO1の恩師。
大酒呑みで女好きだが、情の深い人物である。
朱雀院 紅子
(すざくいん べにこ)
花月・桜月姉妹の母。
夫とは10年前に死別しており、朱雀院家に関しては彼女が取り仕切っている。
朱雀院家は土御門家の流れを汲む家系であり、毎年儀式の日に作物の出来を占う。
村の中でも発言力の強い家である。
花月・桜月姉妹の母。
夫とは10年前に死別しており、朱雀院家に関しては彼女が取り仕切っている。
朱雀院家は土御門家の流れを汲む家系であり、毎年儀式の日に作物の出来を占う。
村の中でも発言力の強い家である。
朱雀院 花月
(すざくいん かづき)
双子の姉。勝ち気な性格で、人当たりがあまり良くない。
双子の姉。勝ち気な性格で、人当たりがあまり良くない。
朱雀院 桜月
(すざくいん さつき)
双子の妹。虚弱だが巫女としての力は強く、見鬼の才を持つと言われている。
双子の妹。虚弱だが巫女としての力は強く、見鬼の才を持つと言われている。
探索者の作成について
技能値については80％を最大値とさせていただきます。
[能力値]
全振り3回、部分振り直し3回。
2d6間、3d6間の入替えはご自由にどうぞ。
[能力値]
全振り3回、部分振り直し3回。
2d6間、3d6間の入替えはご自由にどうぞ。
使用可能なサプリメントなど
基本ルールブック・帝都モノガタリ(BRP版)
継続PCの可・不可、条件など
継続PC不可。
その他、作成時の注意点など
推奨技能：目星、聞き耳、図書館、交渉技能、回避
HO情報
※個別に渡す情報あり。
・HO1
20代前半の青年。民俗学者。
1905年の暴動で両親を亡くしており、叔母夫婦(HO3両親)の下で育つ。
HO1とHO3の母親が姉妹。
推奨：高いPOW、歴史
・HO2
20代前半の青年。警察官または軍人。
HO1の学友で卒業後も親しい仲。
1905年の暴動で父を亡くしている。
今回向かう山間の村へは一年前に訪れたことがある。
推奨：日本刀
・HO3
10代後半の女学生。父は団体職員。
病弱な母に似て身体が弱かったが、現在は健康である。
母が5年前に病死しており、2年前にはHO3自身も病魔に侵され生死の境を彷徨った。
推奨：高いPOW、弓
・HO1
20代前半の青年。民俗学者。
1905年の暴動で両親を亡くしており、叔母夫婦(HO3両親)の下で育つ。
HO1とHO3の母親が姉妹。
推奨：高いPOW、歴史
技能
初期技能：陰陽道50％
・HO2
20代前半の青年。警察官または軍人。
HO1の学友で卒業後も親しい仲。
1905年の暴動で父を亡くしている。
今回向かう山間の村へは一年前に訪れたことがある。
推奨：日本刀
技能
初期技能：日本刀50％
・HO3
10代後半の女学生。父は団体職員。
病弱な母に似て身体が弱かったが、現在は健康である。
母が5年前に病死しており、2年前にはHO3自身も病魔に侵され生死の境を彷徨った。
推奨：高いPOW、弓
技能
初期技能：巫20％(職業技能で40％まで技能値を上げることが可能。)
弓30％
弓30％
明治38年(1905年) 9月5日 日比谷焼打事件
日露講和条約反対に端を発した都市騒擾。
明治38年8月末に日露講和会議の内容が報道されると、全国の都市部を中心に日露戦争講和反対運動が起こった。
東京では9月5日「講和条約反対国民大会」に参加しようと、日比谷公園前に数万人が群集。
大会を中止させようとした警官隊と衝突し、これを契機として市内各地に騒擾が広がっていった。
明治38年8月末に日露講和会議の内容が報道されると、全国の都市部を中心に日露戦争講和反対運動が起こった。
東京では9月5日「講和条約反対国民大会」に参加しようと、日比谷公園前に数万人が群集。
大会を中止させようとした警官隊と衝突し、これを契機として市内各地に騒擾が広がっていった。
戦闘ルール
戦闘時には、すべての行動に応じた【行動力】が消費される。
【行動力】は、DEXと同値となる。装備品で増やしたり、アイテムで回復することが可能。
移動：1マス毎に行動力1
通常の武器攻撃：行動力5
アイテム使用：行動力3
その他移動・攻撃以外の行動：行動力3
※大卒・巡査の初任給を45円、国家公務員の初任給を75円とする。
【行動力】は、DEXと同値となる。装備品で増やしたり、アイテムで回復することが可能。
移動：1マス毎に行動力1
通常の武器攻撃：行動力5
アイテム使用：行動力3
その他移動・攻撃以外の行動：行動力3
装飾品(一例)
| 装飾品 | 購入価格 | 効果 |
| 狼の紋章 | 250円 | 行動力15上昇。近接攻撃時のダメージ+1d10。 |
| 聖杯 | 200円 | 行動力10上昇。MP+20。 |
| 風火輪 | 50円 | 行動力6上昇。 |
| 天之羽衣 | 100円 | 行動力4上昇。火・雷無効。 |
| 蓬莱符 | 30円 | 行動力2上昇。水無効。 |
| 艶本 | 50銭 | 行動力1上昇。睡眠・魅了無効。 |
消費アイテム(一例)
| 消費アイテム | 購入価格 | 効果 |
| 牛黄丹 | 5円 | HP5回復。 |
| 地息丹 | 10円 | HP10回復。 |
| 霊水 | 5円 | MP5回復。 |
| 神水 | 10円 | MP10回復。 |
| 謎の液体 | 1円 | 行動力5回復。飲むのに勇気がいる…。 |
| 屠蘇 | 10円 | 行動力10回復。MP5回復。 |
| りんご飴 | 10円 | 行動力5回復。MP10回復。 |
| 月草 | 非売品 | 行動力30範囲回復(術者起点/範囲7マス)。 |
| 少彦の酒 | 10円 | 状態異常回復(発狂含む)。 |
| 法螺 | 30円 | 状態異常範囲回復(術者起点/範囲5マス)。 |
参加希望者
ユキさん
新規HO1
九条 龍之介(くじょう りゅうのすけ) 性別:男 年齢:22
職業:民俗学者 母国語:日本語 PL:ユキ
STR:10 DEX:17 INT:15 ｱｲﾃﾞｱ:75
CON:11 APP:10 POW:17 幸 運:85
SIZ:14 SAN:85/99 EDU:14 知 識:70
H P:13 M P:17 db:0
――――――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:280 個人技能点:150)
[職業技能]
目星:８０％(25+55) 図書館:８０％(25+55) 陰陽道:８０％(50+30)
歴史:８０％(20+60) 人類学：８０％(1+79） 心理学：６％(5+1)
[個人技能]
回避:８０％(34+46) 心理学：８０％(6+74) 信用：４５％(15+30)
――――――――――――――――――――――――――――――
【所持品】
鉛筆、消しゴム、万年筆、インキ瓶、吸い取り紙、手帳、財布、
懐中時計、ハンケチ、懐紙、本数冊
金平糖、きゃんでぃ、きやらめる、ちよこれいと
――――――――――――――――――――――――――――――
[プロフィール]
民俗学者兼仕事人。
仕事では資料を調べたり、時々何も言わずにふらっと消えては数日から数週間フィールドワークに出ており、
休日には基本的に家で本を読んだり物書きをし、物静かであまり他者へ会話をしなかったりと、
どこか浮世離れした雰囲気で、ふらっと出かけたまま帰ってこなさそうな空気を醸し出している。
僕が５歳の頃、両親をが亡くなった。
日比谷焼打事件という暴動で亡くなったと言われ、墓前に行っても酷く現実感が無く、
それから叔母の嫁ぎ先である浅神家で現実感の無いままぼんやりと過ごしていた。
そのまま叔母夫婦の家で一年ほど経った後、叔母夫婦に娘が生まれた。
産まれたばかりの娘はとても小さくて、僕の指を握る手も、とても小さく、
目も開かないような様子で僕の手を握るその赤ん坊の手はとても暖かく感じ、
気が付くと叔母夫婦が訝し気な顔をして僕を見ており、指摘されて僕が涙を流していることに気付いた。
両親を失っても泣かなかった僕が泣いている理由もよくわからないが、何故だかこの子がとても大事だと感じた。
妹は可愛い。
母に似たのか体は少し弱いようで、あまり外で体を動かすことが出来なかったため、
小説を読み聞かせたり、珍しい祭りや風習、過去にあった出来事、時には話を作っては聞かせていた。
思えば、僕が本をよく読むようになったのはこの頃からだったかもしれない。
妹はよく僕に懐いてくれ、後ろをついて回ったり、座れば膝に乗ってきたり、喉を撫でると嬉しそうに鳴いていた。
妹は凄く可愛い。
体が成長してきたせいか、少しずつ健康になって一緒に散歩に出かけることも増えてきた。
申し訳なさそうな顔をすることも減り、子供らしい笑顔を見せてくれることも増え、
母を真似て弓道を始めていた、体を動かすことが楽しいのかもしれない。
笑顔が増えてきたそんな折に、母が病気で亡くなってしまった。
母に懐いていた妹はとても悲しみ、父も妹も口数が減ってしまっており、
食卓では、優しく儚げだった母がいた場所がぽっかりと空いてしまっていた。
母親同然に育ててくれた叔母の死に、私も思う所が無いではないが、
妹の様子を見ると落ち込んでばかりはいられなかった。
そばにいるくらいしか出来ないが、寝付くまで手を握ったり、
話を聞かせるくらいしか、私には出来なかった。
妹は天使だった。
母が亡くなってから５年。
子供らしい明るい笑顔を見せることは少なくなったが、兄の贔屓目を抜きにしても妹はとても美人に育った。
幸せな家庭を築くことを願って止まない。
もし、もしも父が妹へ碌でもないものの元へ嫁がせようとした場合は、思い切り殴り合いになってでも止めるつもりだ。
妹が自分の手を離れて行ってしまうことに寂しさを感じないでもないが、
妹が嬉しそうに微笑むことが出来る相手であれば、笑って送り出そうと思う。
……結婚した後で態度が豹変して妹を泣かせたら、殴り込みに行く所存である。
現在では帝大の卒業を機に赤坂にある両親の家へと戻り、一人で暮らしている。
１人で住むには大きい家の掃除に苦労をしながらも、何とか生活出来ているようだ。
仕事をしながらも、空いた日に父と妹の家へ顔を出しに行き、
特に予定が無ければ、妹の好物や流行りの甘味を手土産に週に１日は顔を出すようにしている。
独り暮らしをしてしみじみと感じるのだが、妹の料理は慣れ親しんだせいもあるのかとても美味しい。
甘辛く煮付けた佃煮が好物で、出された日にはつい酒が進んでしまい、
いい歳をして申し訳なく思いながらも泊めてもらう、そんな毎日を過ごしている。
人付き合いは特定の恋人や付き合っている人物も見当たらず、
恩師や仕事上の付き合いのある人物を除いた友人として仲が良いのは小学校時代からの友人くらいだろう。
付き合い始めた当初は両親のこともあり思う所があったが、
声の大きさややや強引な所も含めて、今では気の置けない友人だと感じている。
卒業後には進路は別別となってしまったが、何だかんだと交流を取り続け、
子供の頃と同じように外に誘われたり、大人になった今では外なりどちらかの家なりで酒を酌み交わす関係だ。
職業:民俗学者 母国語:日本語 PL:ユキ
STR:10 DEX:17 INT:15 ｱｲﾃﾞｱ:75
CON:11 APP:10 POW:17 幸 運:85
SIZ:14 SAN:85/99 EDU:14 知 識:70
H P:13 M P:17 db:0
――――――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:280 個人技能点:150)
[職業技能]
目星:８０％(25+55) 図書館:８０％(25+55) 陰陽道:８０％(50+30)
歴史:８０％(20+60) 人類学：８０％(1+79） 心理学：６％(5+1)
[個人技能]
回避:８０％(34+46) 心理学：８０％(6+74) 信用：４５％(15+30)
――――――――――――――――――――――――――――――
【所持品】
鉛筆、消しゴム、万年筆、インキ瓶、吸い取り紙、手帳、財布、
懐中時計、ハンケチ、懐紙、本数冊
金平糖、きゃんでぃ、きやらめる、ちよこれいと
――――――――――――――――――――――――――――――
[プロフィール]
民俗学者兼仕事人。
仕事では資料を調べたり、時々何も言わずにふらっと消えては数日から数週間フィールドワークに出ており、
休日には基本的に家で本を読んだり物書きをし、物静かであまり他者へ会話をしなかったりと、
どこか浮世離れした雰囲気で、ふらっと出かけたまま帰ってこなさそうな空気を醸し出している。
僕が５歳の頃、両親をが亡くなった。
日比谷焼打事件という暴動で亡くなったと言われ、墓前に行っても酷く現実感が無く、
それから叔母の嫁ぎ先である浅神家で現実感の無いままぼんやりと過ごしていた。
そのまま叔母夫婦の家で一年ほど経った後、叔母夫婦に娘が生まれた。
産まれたばかりの娘はとても小さくて、僕の指を握る手も、とても小さく、
目も開かないような様子で僕の手を握るその赤ん坊の手はとても暖かく感じ、
気が付くと叔母夫婦が訝し気な顔をして僕を見ており、指摘されて僕が涙を流していることに気付いた。
両親を失っても泣かなかった僕が泣いている理由もよくわからないが、何故だかこの子がとても大事だと感じた。
妹は可愛い。
母に似たのか体は少し弱いようで、あまり外で体を動かすことが出来なかったため、
小説を読み聞かせたり、珍しい祭りや風習、過去にあった出来事、時には話を作っては聞かせていた。
思えば、僕が本をよく読むようになったのはこの頃からだったかもしれない。
妹はよく僕に懐いてくれ、後ろをついて回ったり、座れば膝に乗ってきたり、喉を撫でると嬉しそうに鳴いていた。
妹は凄く可愛い。
体が成長してきたせいか、少しずつ健康になって一緒に散歩に出かけることも増えてきた。
申し訳なさそうな顔をすることも減り、子供らしい笑顔を見せてくれることも増え、
母を真似て弓道を始めていた、体を動かすことが楽しいのかもしれない。
笑顔が増えてきたそんな折に、母が病気で亡くなってしまった。
母に懐いていた妹はとても悲しみ、父も妹も口数が減ってしまっており、
食卓では、優しく儚げだった母がいた場所がぽっかりと空いてしまっていた。
母親同然に育ててくれた叔母の死に、私も思う所が無いではないが、
妹の様子を見ると落ち込んでばかりはいられなかった。
そばにいるくらいしか出来ないが、寝付くまで手を握ったり、
話を聞かせるくらいしか、私には出来なかった。
妹は天使だった。
母が亡くなってから５年。
子供らしい明るい笑顔を見せることは少なくなったが、兄の贔屓目を抜きにしても妹はとても美人に育った。
幸せな家庭を築くことを願って止まない。
もし、もしも父が妹へ碌でもないものの元へ嫁がせようとした場合は、思い切り殴り合いになってでも止めるつもりだ。
妹が自分の手を離れて行ってしまうことに寂しさを感じないでもないが、
妹が嬉しそうに微笑むことが出来る相手であれば、笑って送り出そうと思う。
……結婚した後で態度が豹変して妹を泣かせたら、殴り込みに行く所存である。
現在では帝大の卒業を機に赤坂にある両親の家へと戻り、一人で暮らしている。
１人で住むには大きい家の掃除に苦労をしながらも、何とか生活出来ているようだ。
仕事をしながらも、空いた日に父と妹の家へ顔を出しに行き、
特に予定が無ければ、妹の好物や流行りの甘味を手土産に週に１日は顔を出すようにしている。
独り暮らしをしてしみじみと感じるのだが、妹の料理は慣れ親しんだせいもあるのかとても美味しい。
甘辛く煮付けた佃煮が好物で、出された日にはつい酒が進んでしまい、
いい歳をして申し訳なく思いながらも泊めてもらう、そんな毎日を過ごしている。
人付き合いは特定の恋人や付き合っている人物も見当たらず、
恩師や仕事上の付き合いのある人物を除いた友人として仲が良いのは小学校時代からの友人くらいだろう。
付き合い始めた当初は両親のこともあり思う所があったが、
声の大きさややや強引な所も含めて、今では気の置けない友人だと感じている。
卒業後には進路は別別となってしまったが、何だかんだと交流を取り続け、
子供の頃と同じように外に誘われたり、大人になった今では外なりどちらかの家なりで酒を酌み交わす関係だ。
タカミ
新規HO2
梶原 長隆(かじわら ながたか) 性別:男
職業 :軍人(帝都モノガタリ軍人) 年齢 :22 PL:タカミ
STR:12 DEX:14 INT:13 ｱｲﾃﾞｱ:65
CON:11 APP:12 POW:14 幸 運:70
SIZ:14 SAN:70 EDU:15 知 識:75
H P:13 M P:14 回避: 28 ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ: +1D4
――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:300個人技能点:130)
[職業技能]
組み付き:80％(25+55) 説得:80％(15+65) 日本刀:80％(50+30)
経理:55％(10+45) 法律:58％(5+53)
[職業選択技能]
回避:80％(28+52)
[個人技能]
ライフル:40％(25+15) 聞き耳:60％(25+35) 図書館:60％(25+35)
目星:70％(25+45)
――――――――――――――――――――――――――
[持ち物]
・武器
・防具
・所持品
筆記用具(in万年筆)、手帳、財布、懐中時計、ハンケチ、さらし。
(日本刀所持の時は)懐紙
[プロフィール]
軍人。実直かつ真面目な性格。
明るく声をあげるような快活な言動をとる事が多い。。
向上心が強く特に武芸関係については、幼少期から鍛錬を続けている。
現在でも日々の鍛錬を怠っておらず、其れなり以上の腕前を誇っている。
軍人を志したきっかけにも結び付いており、
「折角鍛えたのだからそれを誰かの為に生かそう」と考えた為。
父親を事件がきっかけで失っている事も理由の一つかもしれない。
鍛えた心身と、就職してからの職業意識は正方向に働き、鍛えられた真面目な軍人さんといった形になっている。
[HO1に対して]
小学校在学中に縁を深めた友人。
卒業後は別々になってしまったが、それ以降も時折は交流を持っていた。
付き合いのあった当時は「机ばかりにかじりついていては体に悪いぞ」と言いながら外に遊びに連れ出そうとしていた。
ちょっと迷惑だったかもしれない。（善意100％)
現在でも偶に会えば、一献どうだ、とばかりに飲み交わすなりしているかもしれない。
[HO3に対して]
HO1の妹分だと思っている。
HO1との付き合いを通して知り合い、交流を持っている。
身体が弱かった当時、そんな彼女を気遣うHO1に付き合って、交流を持ったかもしれない。
当時から随分と仲の良い兄妹だなとおもい、血の繋がらぬと知った後は「夫婦にでもなるのかな」と思っていた。
そんな思いを言ったかもしれないし、言わなかったかもしれない。
現在でもHO1の場所を訪ねる事があれば、手土産を持って行っていることだろう。
職業 :軍人(帝都モノガタリ軍人) 年齢 :22 PL:タカミ
STR:12 DEX:14 INT:13 ｱｲﾃﾞｱ:65
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SIZ:14 SAN:70 EDU:15 知 識:75
H P:13 M P:14 回避: 28 ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ: +1D4
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[技能](職業技能点:300個人技能点:130)
[職業技能]
組み付き:80％(25+55) 説得:80％(15+65) 日本刀:80％(50+30)
経理:55％(10+45) 法律:58％(5+53)
[職業選択技能]
回避:80％(28+52)
[個人技能]
ライフル:40％(25+15) 聞き耳:60％(25+35) 図書館:60％(25+35)
目星:70％(25+45)
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[持ち物]
・武器
・防具
・所持品
筆記用具(in万年筆)、手帳、財布、懐中時計、ハンケチ、さらし。
(日本刀所持の時は)懐紙
[プロフィール]
軍人。実直かつ真面目な性格。
明るく声をあげるような快活な言動をとる事が多い。。
向上心が強く特に武芸関係については、幼少期から鍛錬を続けている。
現在でも日々の鍛錬を怠っておらず、其れなり以上の腕前を誇っている。
軍人を志したきっかけにも結び付いており、
「折角鍛えたのだからそれを誰かの為に生かそう」と考えた為。
父親を事件がきっかけで失っている事も理由の一つかもしれない。
鍛えた心身と、就職してからの職業意識は正方向に働き、鍛えられた真面目な軍人さんといった形になっている。
[HO1に対して]
小学校在学中に縁を深めた友人。
卒業後は別々になってしまったが、それ以降も時折は交流を持っていた。
付き合いのあった当時は「机ばかりにかじりついていては体に悪いぞ」と言いながら外に遊びに連れ出そうとしていた。
ちょっと迷惑だったかもしれない。（善意100％)
現在でも偶に会えば、一献どうだ、とばかりに飲み交わすなりしているかもしれない。
[HO3に対して]
HO1の妹分だと思っている。
HO1との付き合いを通して知り合い、交流を持っている。
身体が弱かった当時、そんな彼女を気遣うHO1に付き合って、交流を持ったかもしれない。
当時から随分と仲の良い兄妹だなとおもい、血の繋がらぬと知った後は「夫婦にでもなるのかな」と思っていた。
そんな思いを言ったかもしれないし、言わなかったかもしれない。
現在でもHO1の場所を訪ねる事があれば、手土産を持って行っていることだろう。
直人さん
新規HO3
浅神 しのぶ(あさがみ しのぶ) 性別:女
職業 :女学生（女学生ベース） 年齢 :16 PL:直人
STR:8 DEX:11 INT:15 ｱｲﾃﾞｱ:75
CON:11 APP:15 POW:18 幸 運:90
SIZ:10 SAN:90 EDU:10 知 識:50
H P:11 M P:18 回避:22 ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ: +0
――――――――――――――――――――――――――
[技能](職業技能点:200個人技能点:150)
[職業技能]
弓：80％(30+50) 巫:40％(20+20)
聞き耳:65％(25+40) 図書館:75％(25+50)
製作(料理):40％(5+35)
[職業選択技能]
英語:6％(1+5)
[個人技能]
回避:80％(22+58) 英語:50％(6+44)
オカルト:53％(5+48)
――――――――――――――――――――――――――
[持ち物]
・武器
梓弓
・防具
・所持品
巾着、財布、櫛、手鏡、母の簪、水晶の腕輪念珠、金平糖
[プロフィール]
今を時めく女学生。
物静かで、どちらかというと自己主張が少ない少女。
いつも、兄のような存在であるHO1の後ろに控えて微笑んでいる。
だが、人の心の機微に大変さとく、時折ビックリするほど確信をついたことを言ってきたりする。
得意なことは表向きには料理となっており、その優しい味わいが父親やHO1には好評である。
そのような家事の万能性や、可憐な容姿と穏やかな性格から、多くの男性から求婚されている。
しかし、案の定父親の防壁を突破することができておらず、未だに婚約者はいない。
そればかりか、学校でもこれまでの生活でも浮いた噂一つない。
一部の女生徒にえすなのではないか、と疑われ、声をかけられることも多く困っている。
ただ、彼女の実態としては、どちらかと言えば外国に強い興味を持ち、心惹かれるたちであったりする。
そのため、普段から洋書を読んだり、少しだけ過激なオカルト的な話を好んだりする。
実は、意外とミーハーであったりする。
また、幼いころから弓道を嗜み、その腕は確かである。
それは母親から教えられた技であり、少しだけ厳しかったりもしたが、彼女の母との大切な思い出である。
そのため、心を空っぽにしたかったり、嫌なことがあったり、考え事があるときは彼女は弓を引く。
尊敬する、偉大な優しい母に追いつくにはまだまだである。
そんなこともあって、現在の自宅には彼女専用の弓道場がある。
実は、これを理由に父親が引っ越した、といううわさもあったりする。
そんな父の過激な愛情には正直ドン引きであるが、それでも自分を愛してくれている父を愛している。
幼いころから共にいたHO１を兄のように想いつつ、男性として慕っている。
そのため、普段は推しは弱い者の、成長し家を出ていったHO1にしきりに家に戻ってくるように勧める。
また、ダメな時もお食事を一緒に取れませんか？ と彼女にしては珍しく食い下がることも珍しくない。
彼女が兄に好意を抱いたきっかけは単純で、幼いころまだ体が弱く、あまり外に行けなかった彼女の枕元で話をしてくれたこと。
つらいときに、傍にいてくれたこと。
ただそれだけのことで、彼に恋をしてしまった。
しかし、自分の気持ちなど兄の迷惑になることは分かり切っているため、決してそれを表に出すことなく、伝えるつもりもない。
一番は兄が幸せになることであり、それさえ叶えば彼女は笑っていられるのだから。
HO2とは、HO1を通して知り合っておりとてもまじめな方だと尊敬してやまない。
時折兄を、めくるめく夜の大人の世界に連れ出そうとするのは、ちょっとやめて欲しいと思っている。
ただ、以前「結婚するのかい？」と気軽に聞いてくれた時は顔を真っ赤にするほど喜んだ。
なお、そればかりか３日ぐらい寝込んだりもした。
しっかりとした男性であるのを知っているため、ちょっと婚約者はいるのかな？ と気に成ったりもしている。
コイバナをしたい。
職業 :女学生（女学生ベース） 年齢 :16 PL:直人
STR:8 DEX:11 INT:15 ｱｲﾃﾞｱ:75
CON:11 APP:15 POW:18 幸 運:90
SIZ:10 SAN:90 EDU:10 知 識:50
H P:11 M P:18 回避:22 ﾀﾞﾒｰｼﾞﾎﾞｰﾅｽ: +0
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[技能](職業技能点:200個人技能点:150)
[職業技能]
弓：80％(30+50) 巫:40％(20+20)
聞き耳:65％(25+40) 図書館:75％(25+50)
製作(料理):40％(5+35)
[職業選択技能]
英語:6％(1+5)
[個人技能]
回避:80％(22+58) 英語:50％(6+44)
オカルト:53％(5+48)
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[持ち物]
・武器
梓弓
・防具
・所持品
巾着、財布、櫛、手鏡、母の簪、水晶の腕輪念珠、金平糖
[プロフィール]
今を時めく女学生。
物静かで、どちらかというと自己主張が少ない少女。
いつも、兄のような存在であるHO1の後ろに控えて微笑んでいる。
だが、人の心の機微に大変さとく、時折ビックリするほど確信をついたことを言ってきたりする。
得意なことは表向きには料理となっており、その優しい味わいが父親やHO1には好評である。
そのような家事の万能性や、可憐な容姿と穏やかな性格から、多くの男性から求婚されている。
しかし、案の定父親の防壁を突破することができておらず、未だに婚約者はいない。
そればかりか、学校でもこれまでの生活でも浮いた噂一つない。
一部の女生徒にえすなのではないか、と疑われ、声をかけられることも多く困っている。
ただ、彼女の実態としては、どちらかと言えば外国に強い興味を持ち、心惹かれるたちであったりする。
そのため、普段から洋書を読んだり、少しだけ過激なオカルト的な話を好んだりする。
実は、意外とミーハーであったりする。
また、幼いころから弓道を嗜み、その腕は確かである。
それは母親から教えられた技であり、少しだけ厳しかったりもしたが、彼女の母との大切な思い出である。
そのため、心を空っぽにしたかったり、嫌なことがあったり、考え事があるときは彼女は弓を引く。
尊敬する、偉大な優しい母に追いつくにはまだまだである。
そんなこともあって、現在の自宅には彼女専用の弓道場がある。
実は、これを理由に父親が引っ越した、といううわさもあったりする。
そんな父の過激な愛情には正直ドン引きであるが、それでも自分を愛してくれている父を愛している。
幼いころから共にいたHO１を兄のように想いつつ、男性として慕っている。
そのため、普段は推しは弱い者の、成長し家を出ていったHO1にしきりに家に戻ってくるように勧める。
また、ダメな時もお食事を一緒に取れませんか？ と彼女にしては珍しく食い下がることも珍しくない。
彼女が兄に好意を抱いたきっかけは単純で、幼いころまだ体が弱く、あまり外に行けなかった彼女の枕元で話をしてくれたこと。
つらいときに、傍にいてくれたこと。
ただそれだけのことで、彼に恋をしてしまった。
しかし、自分の気持ちなど兄の迷惑になることは分かり切っているため、決してそれを表に出すことなく、伝えるつもりもない。
一番は兄が幸せになることであり、それさえ叶えば彼女は笑っていられるのだから。
HO2とは、HO1を通して知り合っておりとてもまじめな方だと尊敬してやまない。
時折兄を、めくるめく夜の大人の世界に連れ出そうとするのは、ちょっとやめて欲しいと思っている。
ただ、以前「結婚するのかい？」と気軽に聞いてくれた時は顔を真っ赤にするほど喜んだ。
なお、そればかりか３日ぐらい寝込んだりもした。
しっかりとした男性であるのを知っているため、ちょっと婚約者はいるのかな？ と気に成ったりもしている。
コイバナをしたい。
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