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外界から閉ざされた何もない土地に二柱の神が降り立った。
一柱は太陽星君。
彼の神は太陽の化身であり、妻である太陰星君と共に蓬莱の地で国を興した。
都を造り、人を育み、国が栄えてくると二柱の神は役目を終え、国を子に託し天へと還っていった。
残された子は父神から受け継いだ太陽星君の力をもって国を治め、母たる太陰星君を祀り国教とした。
太陰星君は月の化身であり、巫女は儀式を経て太陰星君に認められることにより、その身に力を宿す。
太陽と月の加護をもって国の守りと成すため、初代皇帝は巫女を妻に迎え入れた。
代々の皇帝は太陰星君の力を宿した巫女を妻に迎え入れ、国を覆う結界を維持している。
この結界がある以上、穢れ3以上の存在は蓬莱へ立ち入る事はできない。

太陽星君：ティダン　太陰星君：シーン

開祖：太陰星君(シーン)の神官戦士
本拠地：水如天
宗主：晏嬰(イェン・イン/あんえい)　種族：ナイトメア
規律と礼節を重んじる一族。家規の数は4000以上にも及ぶ。
開祖は六芸に秀でており、特に琴の演奏に優れていた。
その流れを汲み、晏氏は音律に長け、容姿に優れるものが多い。
200年程前に現宗主が継ぎ、一時期は皇帝の側近として中央に近かったものの、現在では疎遠になっている。

開祖：騎馬遊牧民
本拠地：翠嵐
宗主：王淩(ワン・リン/おうりょう)　種族：ティエンス
平原に拠点を置く一族。騎獣を用いた戦闘に優れる。
大らかな気質だが、騎獣に乗ると性格が変わる人が多い。
平地での農耕、畜産、移動手段など普段の生活は騎獣に頼っている。

開祖：文官
本拠地：流火
宗主：朱皓(チュ・ハオ/しゅこう)　種族：エルフ
唯一外界と繋がる海に面した麗江に拠点を置く一族。
学者や魔法技能を持つ教養深い者が多く、外界との交渉役を任されている。
神の血を引くことを誇りに思っており、言葉の端々に高慢さが滲む。現宗主の朱皓は野心的な人物で、朱氏こそが正当な神の継承者であると考えているようだ。

開祖：武侠
本拠地：蓮華座
宗主：魏斯(ウェイ・スゥ/ぎし)　種族：人間
湖の北側に位置する咸陽に拠点を置く一族。身体を鍛える事を好む脳筋が多い。戦士系技能を主とし、補助で魔法を使う者もいる。
家訓は『明知不可而為之（無理だとわかっていても実行すること）』
湖には蓮が咲いており、風光明媚な場所で観光地として栄えている。蓮の実を用いた菓子が有名。

【帝都】
皇帝が住む宮殿『金烏宮』を中心に広がる都市。

【日天宮】
金烏宮の中に建設された太陽星君の神殿。
皇帝が即位する際に儀式を行い、その身に太陽星君の力を宿した者だけが正当な皇帝と認められる。

【月天宮】
水鏡堂で儀式を行えなくなったため、帝都に太陰星君の新たな神殿が建てられた。
現在の巫女の儀式は月天宮にて執り行われているが、学者の中にはその正当性を疑う声もある。

【水如天】
克山の街から離れた山奥にある、克山晏氏の本拠地。
霧が立ち込める、仙境の雲海を思わせるような場所にある。
秘術や仙門独自の修行は行わないものの、各仙門の子弟を幅広く受け入れており、試験に合格すれば一年ほどで研修を終える。

【水鏡堂】
克山晏氏が守護する北方の山の洞にある、太陰星君を祀る神殿。太陰星君が天に還る際、子に遺した神具が納められたとされている。
水鏡は月の異称。また、『水がありのままに物の姿を映すように物事をよく観察してその真情を見抜き、人の模範となること』を指し、巫女としての在り方を説いたもの。
200年前までは、この神殿で神託を受けて巫女を選出し、儀式を経て太陰星君の力を宿していた。
現在は立入禁止区域になっている。晏宗主の許可がなければ、立ち入る事は許されない。

【翠嵐】
羅源王氏の本拠地。
山を背に平原に向かって街が広がっており、市場では商いが活発に行われている。
新鮮な野菜や肉が食べられる恵まれた地域。

【流火】
外界との交易で栄えている、麗江朱氏の本拠地。
麗江朱氏の治める地域は、美術品や工芸品など高い技術を要する特産品が多い。
細工物といえば麗江の品が最高級品として扱われている。

【蓮華座】
蓮の花が咲く湖の側にある、咸陽魏氏の本拠地。
門前の広々とした波止場には行商人が沢山いて色々なものを売っており、とても賑やかな街。
湖が側にあるため水練を行うことが多く、咸陽魏氏の修士は水泳が得意。

【西蓮湖】
湖には蓮が咲いており、風光明媚な場所で観光地として栄えている。蓮の実を用いた菓子が有名。

(リー・ハオラン/りこうぜん)　種族：人間
現皇帝。
老境に入り伏せる事が増えてきたので、譲位を考えている。
最近になって四大世家の宗主を招集したという噂がある。

(イェン・イン/あんえい)　種族：ナイトメア
克山晏氏の宗主。
自分にも他人にも厳しい人物。
一時期は皇帝の側近として近くにあったが、仕えていた皇帝が亡くなると共に宗主の座を継ぐ。
200年前から現在に至るまで歴代の皇帝とは距離を置いている。

(イェン・ジュンシー/あんしゅんき)　種族：人間
晏氏直系の血を引く青年。見た目は20代だが意外と長生きらしい。
晏嬰に次いで強いとされており、門弟たちの指導を行う。
外界への興味はあるものの、蓬莱から外へ出ることは禁じられている。

(ウーミン)　種族：？
水如天で暮らす老婆。毎日欠かさず水鏡堂へ通っているらしい。

(ワン・リン/おうりょう)　種族：ティエンス
羅源王氏の宗主。16歳。
父が急死し、宗主を継いだばかりであるため、他の宗主の協力を得ながら何とか務めを果たしている。
大変な状況にあっても明るさを失わない。金髪青眼という容姿もあり、太陽のような少年。

(チュ・ハオ/しゅこう)　種族：エルフ
麗江朱氏の宗主。
前宗主が朱皓へ継がせるのを渋ったため、計略により失脚させ、自ら宗主を名乗った。
晏嬰とはほぼ同時期に宗主となっている。
傲慢な性格かつ選民思想により、人間・エルフ・ナイトメア以外の人族の扱いは悪い。
蛮族は滅ぼすべき存在としており、南方にウィークリングは存在しない。

(ウェイ・スゥ/ぎし)　種族：人間
咸陽魏氏の宗主。
20年前に父から宗主を継ぎ、弟の魏無忌と共に恙無く役目を果たしてきた。
弟の養い子とは適切な距離を取りつつ、可愛がっている。

(ウェイ・ウージ/ぎぶき)/信陵君　種族：人間
魏宗主の弟。
捨て子だったバジリスクウィークリングの少年を拾い、思远と名付け育てている。
一月前から不調を感じ、現在は魂が抜けたような状態にある。

(ウェイ・スーユァン/ぎしえん) 種族：バジリスクウィークリング
産みの親から疎まれ、虐待の末に捨てられたところを魏無忌に拾われ、弟子入りする。
彼の魔眼は解析に特化しており、あらゆる術式を読み解く。

魔力を上げるには修行して金丹を練る必要がある。若い頃に修行を始めれば始めるほど体内で熟成されより強くなる。
修士は仙門で指導を受けながら、体内に気を巡らせてそれを丹田と呼ばれるところに圧縮していく。これを続けると気が固体になって金丹とよばれる核が生成される。これを結丹という。
より高い境地に達するため、修士は日々の修行で金丹を練る。それにより、剣で空を飛んだり老化を遅らせ寿命をのばしたり、普通の人には無理なことができるようになる。
金丹を得た修士は、平均で各種族の寿命の2倍程度生きる事ができる。
稀に強大な魔力を扱えるだけの金丹を結する者もいるが、その場合は更に長い時を生きる事ができるだろうと言われている。

幼少時は選んだ氏族の本拠地で育てられ、仙術(飛剣)を使うことができる。
そのまま修士として妖魔や邪悪を退治するよりも外界を選び、旅に出た。
故郷を飛び出してから幾年が過ぎただろうか。
冒険者として力をつけ、名が売れるようになった頃、冒険者ギルドを通して故郷からの指名依頼を受ける。

修士：異常感知、危険感知を冒険者LV+知力Bで振れる。
仙剣：名前はHO1自身が決める。
　　　修士は霊力を使って、直接触れずに剣を扱うことが出来る。剣に乗って飛行するだけならばMPの消費はない。
　　　習熟度/ソードを上げていくことで剣を強化できる。武器加工を行った場合は、仙剣の成長に合わせて差額で調整を行う処理になる。
　　　必筋15　1H両　ソードB:k20/C10　ソードA:k30/C10　ソードS:k40/C10　ソードSS:k40/C9

種族：人間と交配可能な人族のみ選択できます。
　　　ただし、朱氏のみ血統にこだわりがあるため、人間・エルフ・ナイトメアのいずれかになります。
　　　生家となる氏族については以下の通りです。選んだ氏族により初期配布のアイテムが異なります。